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  • 2007.12.13 Thursday
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ロナウジーニョに下された裁定への様々な反応

先日のヘタフェ戦でベレンゲールに報復行為を働いたとしてレッドカードを受けたロナウジーニョに処分が、29日スペイン競技委員会(RFEF)によって下された。当初、2試合と予想されていた処分だったが、ベレンゲールもロナウジーニョに対して何度も激しいファウルを行っていたことも考慮に入れた結果、1試合の出場停止という結論に至った。

この裁定を受けてMARCA紙とEL MUNDO DEPORTIVO紙は、すぐさまHP上で読者に意見を求めるコメント欄を開設。

“ロナウジーニョに下された裁定をどう思うか?”(MARCA紙)

・信じられないね。どうして1試合だけなんだ?それがロナウジーニョだからか?
・不正があったとしか思えない
・今まで生きてきた中で最も不可解だ!
・スペイン競技委員会(RFEF)は恥を知るべき
・それでもリーガはマドリーのもの
・MARCAに真実の追究を求める!
・ベッカムもイエローカード取り消されただろう?
・ベッカムは一番かっこいいから
・ジダンの時を思い出してみろよ!少なくとも4試合ぐらいが妥当だろ!
・ロナウジーニョなんかをジダンとを一緒にするな!ジダンは神なんだから

・・・などなど。コメントは200を軽く超えているのだが、途中から「いかにジダンが素晴らしいか」というテーマに脱線していたのはご愛嬌。しかし、ほぼ満場一致で納得していない様子。

一方のEL MUNDO DEPORTIVO紙は裁定以前の問題を問ういている。

“ヘタフェ戦でロナウジーニョに出されたレッドカードは正しかったと思うか?”(EL MUNDO DEPORTIVO紙)

・ノ〜〜〜!!それまでにどれだけロナウジーニョは蹴られてたんだよ!
・いいや、正しくないね。どうせマドリーからの圧力かなんかだろ?
・レッドカードは当然。だけど、1試合はおかしい。
・正しいと思う。おそらく他の選手だったら、4〜5試合は出場停止だろうけど、
ロナウジーニョは今までああいった行為は皆無だったんだから、1試合は妥当だろう。
・ペレス主審はマドリディスタみたいなもんさ。
・疑いようもなくノーだね。
・正しいとは思うけど、どうしてロナウジーニョだけなんだよ?

と、いったところ。カードに関しては否定派と肯定派が半々といったところ。ただし、裁定に関しては不満タラタラ。こちらも200近いコメントが寄せられている。

こうしてみてもどちらの新聞がどこのチームを贔屓にしていて、どこのチームを目の敵にしているのかが一目瞭然で分かって非常に面白い。

個人的な意見を言えば、レッドカードは勿論妥当な判断だけど、1試合というのはどうなんだろうな?といったところ。『たら』『れば』の話をしてもしょうがないが、ロナウジーニョ以外だったら?FCバルセロナ以外だったら?今のリーガの状況じゃなかったら?と勘ぐってみたくなる。

まあ、裏を返せば、こういった状況だからこその裁定なのかなと。断っておくが、これは不正と言っているのではなく、こういった裁定は様々な状況を考慮して臨機応変に下されるべきものだということである。

とはいえ、これで最終節への出場が決まり、優勝争いまたひとつドラマが加わり、俄然、面白くなると前向きに捉える。


降格争いも熾烈なリーガ・エスパニョーラとF・アロンソ優勝と選挙結果

現地時間27日(日)、リーガ・エスパニョーラ第36節の残りの7試合が開催され、レアル・マドリー、FCバルセロナと共に優勝争いを繰り広げているセビージャはサラゴサを3−1で退け、勝ち点2差を維持した。またアトレティコ・マドリーは最下位のヒムナスティックに2−0で勝ち。ヴィジャレアルを僅か勝ち点1差でUEFAカップ圏内をキープ。

順位表はこちら

我が愛するベティスは、ストイチコフが監督に就任するも、連敗続きのセルタ・デ・ヴィーゴに逆転負け。レアル・ソシエダは敗れたものの、レヴァンテとアスレティック・ビルバオが勝ち点3を獲得したことで、ついにアスレティック・ビルバオに勝ち点37で並ばれた上に、降格圏の19位のセルタ、18位のレアル・ソシエダとの差も僅か勝ち点4差に。

最近のベティスは最後に勝利を収めたのがいつなのかも思い出せないほど、引き分けと負けを繰り返している。チーム状態が良いはずもなく、試合内容も31節にヴィジャレアルと3−3の打ち合いを演じた以外は散々なもので、それこそ目も当てられない。

スタジアムにはブーイングと罵声に包まれる光景もお馴染みとなってしまっている惨状。

来季の補強候補にサンタ・クルス(バイエルン・M)やマルク・ゴンザレス(リヴァプール)、カポ(レヴァンテ)などの名前が挙がっているが、それも1部残留が前提での話であり、正直、今の状況を冷静に見ると、最悪の事態も覚悟しなければならない。

言いたくはないけれど、決して安くない出費をし、往復7時間近くかけスタジアムに足を運ぶのは、決して負け戦を見るためじゃないんです。残り2試合、それこそ死ぬ気でお願いします。

話は変わり、F1モナコGPで本人曰く「楽しめて走れた」というレース運びでF・アロンソが優勝した。「信じられないようなレースだった。全てがパーフェクトに進み、第1コーナーからポールポジションを維持し続けられた。ここモナコのコースはドライビングを楽しむことは難しいんだ。でも、今日はマシンがパーフェクトだったから、それができた。」とはレース後のF・アロンソの喜びの声。

現在、ブームと言っていいほどスペインはF1人気に沸いている。その人気を支えているのは間違いなくF・アロンソ。長年続いたフェラーリ&シューマッハ帝国の終焉と、群雄割拠の時代を到来させ、「その方が盛り上がる」と言ってのけた張本人は、新たな時代の主役となりうるか。

最後に27日はスペインで選挙が行なわれた。私の住むグラナダは、大家さんが「いつもと一緒さ。み〜んなグルでお金がまわる。また4年間なにも変わらないよ」と、そう呟く保守政党のPartido Popular(国民党)が勝つ結果となりました。

注:)先日の記事でヴァレンシアのファンが送ったと書いた拍手と歓声は、不甲斐ない試合をする自チームへの当てつけとして、相手のヴィジャレアルに送られたものでした。訂正いたします。

ヘタフェの奇跡と滑稽と揶揄されたバルサ(国王杯準決勝、第2戦)

『奇跡的勝利』(as紙)

『滑稽この上ない』(MARCA紙)

国王杯準決勝、第2戦ヘタフェVSFCバルセロナ(以下バルサ)の一戦は大方の予想を覆す結果となった。というのも、バルサホームで行なわれた第1戦はメッシの5人抜きゴールなどもあり、5−2でバルサが勝っていたからだ。

2戦のトータルスコアで勝ち抜きが決まるホーム&アウェイ方式において、第1戦で3点差もつき、かつ5点という大量得点を挙げ、さらに実力的にみてもバルサ有利と考えるのは至極当然。

しかし、第2戦、蓋を開けてみれば4−0でヘタフェ勝利。この結果、トータルスコア6−5でヘタフェの決勝進出が決まったのである。

ヘタフェはスタミナを活かした厳しいプレシングと速攻でバルサを圧倒していた。

試合後、各スポーツ紙のHP上は上記したように『奇跡』や『滑稽』という字が躍っている。レアル・マドリー寄りのMARCAとasはヘタフェを称え、バルサをこき下ろしている。
反対にバルサ寄りのMUNDO DEPORTIVO紙は「4−0・・・」と落胆の色を隠せない様子。

バルサはメッシを外し、そしてGKとDFの数人が控え選手だった以外はほぼ、べストメンバーだっただけに言い訳はできない。

現時点で両監督、そして選手のコメントは出ていないので、それらは明日紹介します。

これで決勝はヘタフェVSセビージャ。舞台はレアル・マドリーのホームスタジアム、サンチャゴ・ベルナベウ。

昨日、レアル・マドリーのミッチェル・サルガドは「ベルナベウにバルサがやってくることは挑発行為のなにものでもない」と語り、バルサが決勝進出した場合のことについて不快感を示していた。これも今となっては取り越し苦労。

だからなのだろう、MARCAとasのHPの視聴者コメント欄にはマドリディスタ(レアル・マドリーファン)たちが嬉々としたコメントを寄せている。

「最高に笑えたよ!バルサ。ベルナベウに来れなくて残念だったな!」などなど・・・

そして、バルサFWエトーにはマンチェスター・ユナイテッドが約40億円でオファーを出したというニュースも追い討ちをかけるように入ってきた。


バルサに牙を剥き続けるためには負けられない

現地時間5日に行なわれたリーガ・エスパニョーラはレアル・ソシエダVSFCバルセロナ(以下バルサ)とでポルティーボ・ラ・コルーニャVSヴァレンシアの2試合。

レアル・ソシエダのホーム、アノエタで行なわれた試合は、バルサがイニエスタとエトーのゴールで2−0と勝利し、デポルティーボ・ラ・コルーニャのホーム、リアソールで行なわれた試合はヴァレンシアが2−1で勝利。

これで首位バルサは勝ち点を65とし、4位のヴァレンシアは59。バルサは完封勝ちこそ収めたものの、内容の方は今ひとつで、耐え忍んだ勝利といったところ。先制点を決めたイニエスタのゴールは、2列目からの飛び出しのお手本のよう。

一方のヴァレンシアは先制した直後に同点に追いつかれるも、シルヴァのゴールで逃げ切った。

今節の大一番はなんといっても明日、行なわれるレアル・マドリーVSセビージャの一戦。僅か勝ち点1差の2位と3位の対決。現地では“カペッロVSファン・デ・ラモス”
の監督対決をしきりに煽っているが、両監督共に勝ちに行くことを明言しているので、高ゲームへの期待は高まる。

鍵を握るのは、前節のイエローカードが取り消され、出場可能になったベッカムか。今やすっかりカペッロ監督から信頼を置かれているベッカム。

「いてもいなくても関係ない」と気にしていない様子のファン・デ・ラモス、セビージャ監督だが、「数ヶ月前の状況を考えれば、現在、ベッカムが必要不可欠な選手になっているのは奇妙だ」との皮肉交じりのコメントは気にしている証拠。

木曜日にUEFA杯を戦っているセビージャは体力的な面では不利だろうが、あの勝利はそんな不安材料を補って余りあるだけのもの。

ノリにのっているセビージャか、レアル・マドリーであることの意地とプライドのマドリーか。結果は如何に。








愛するチームのいないCLなんて興味はない

日ごろ耳にするスペイン語での一喜一憂はその日明らかに少なく、英語、フランス語によるそれがあった。

25日に行なわれたCL準決勝、第1戦チェルシーVSリヴァプールの一戦を観に行ったいつも行くBARでの光景である。

今シーズンのCL、スペイン勢はバルセロナもレアル・マドリーもヴァレンシアも全て敗退してしまった。勝ち残っている4チームはイングランド3、イタリア1。

スポーツ紙もスペイン勢が姿を消した途端、CLに関する記事は後ろの方に追いやられ、内容も2部リーグのものよりも薄くなった。

今までそんなことはなかったのに、チェルシーVSリヴァプール戦のハーフタイム、BARの主人はチャンネルをレアル・マドリーのバスケットボールの試合に切り替えた。

リヴァプールには監督のラファ・ベニテスをはじめ現在7人ものスペイン人が所属している。この試合も3人のスペイン人選手が所属していた。だからといって、BARにいた客達はスペイン人はリヴァプールに肩入れして応援したりはしない。

CLの準決勝となれば、その試合のレベルは間違いなく、その時のヨーロッパの最高レベルにもかかわらず、サッカーが国技といわれるスペインでは同時刻に行なわれているバスケットボールの方が気になるのはどういうわけか。

レアル・マドリーVSバルセロナの一戦はどこのBARも人で溢れ返り、スタジアムに足を運べばスタジアム中がファンが露にする感情で満たされ、そして、スポーツ紙は連日サッカーのニュースがてんこ盛り、テレビのスポーツニュースのトップは必ずサッカー関連。

なぜなら、それらはスペインのスペインによるスペイン人のためのサッカーだから。そういうことだろう。だから、いくら最高峰レベルの試合であってもスペインのクラブじゃないなら、あまり興味をそそられない。

あるスペイン人の友人はこう言った。

「リヴァプールに行ったベニテスもシャビ・アロンソも他のスペイン人も、なんでまたイングランドなんかに行ったかねぇ。リーガの方が何倍も良いに決まってるのに」と。

国技であるからこそ、自分達の国のリーグが最高峰だと自負しているからこそ。

ただし、これはあくまでクラブチームに限った話。代表戦となると話は180度変わってくる。彼らはスペイン代表にあまり期待をしていない。身の程を知っているから。

スペイン人のサッカー好きは代表戦よりも自分の愛するクラブチームの方が何倍も重要なのである。リーガ・エスパニョーラに多くの優秀な外国人選手たちがやってくる理由はそこにあるのかもしれない。

多くの優秀な外国人選手たちがやってくることと、その国の代表が強くなることはイコールではない。

それでも愛するチームが強くなるなら、やってくる外国人選手を歓迎する。

リーガで優勝したり、CLで活躍する愛するチームを見たいから。









メッシドーナと魅惑のセビージャ

COPA DEL REY(国王杯)準決勝第1戦が現地時間の18、19日に行なわれ、F.C.バルセロナがホームで5−2でヘタフェを、セビージャがアウェイで3−0でデポルティーボ・ラ・コルーニャを下しました。

まあ、順当といえば順当な結果。バルセロナの方はメッシがハーフウェイラインから5人抜きゴールを魅せるなど結果及びハイライトだけ見れば大勝なんですが、3点リードした後に2点を返された事実は無視できないですね。

ここ数週間、ライカールト監督はチーム練習でディフェンスラインの修正にかなり時間を割いているんですが、まだまだ不安定。ターンオーバー制といえばそれまでなのですが、ディフェンスラインの顔ぶれが試合ごとに変えているのも、不安定さの原因かなと。

もうひとつ。今季はディフェンシブハーフにでんと構える選手がいないこと。昨年までならエジミウソンかモッタが汗かき役で奮闘していたのですが、今季はその2人ともケガや体調不良でどうにも頼りない。

来季の補強リストにリヴァプールのシャビ・アロンソやリヨンのアビダルの名前が挙がっていますが、どちらかといえばアビダルが適役かなと。

とはいえ、メッシのゴールはそんなマイナス要素を霞ませるほどのインパクトがありました。

スペインでは昨日、今日、メッシ、メッシ、メッシです。スポーツ紙やニュースでは「マラドーナの5人抜きシュートとどちらがすごい?」や「マラドーナが降り立った」と煽り立ててます。

メッシとマラドーナを文字って『Messidona(メッシドーナ)』なんて呼ばれてますよ。
結論はどちらのゴールもすごいでしょ。

悪童だったマラドーナと優等生のメッシ、キャラクターは正反対ですけどね。

そして、セビージャ。いやあ、強いですね。攻撃陣には自信が溢れてますね。ダラダラと攻めない。行く時はガッと行く。カヌーテ任せじゃなく、二列目からガンガン追い越し、両サイドバックもペナルティエリアまで平気で攻め上がる。

悔しいですが、観ていて楽しいです。

どうやら決勝はバルセロナとセビージャで決まりでしょうかね。そうなればかなり面白い試合になりそうです。観に行きたいな。



好試合になる可能性大の対戦

約2日ぶりの更新。日本からやってきた友人をマラガに迎えに行ったり、その彼とアルハンブラ宮殿を訪れるために朝の6時から並び、そのまま8時間歩き続けるという荒業をしていたため、更新できずにいました。

さて、言い訳もとい前置きはこれぐらいにして、現地時間4日20時45分からCL(チャンピオンズ・リーグ)準々決勝第1戦チェルシーVSヴァレンシア戦が行なわれます。

試合前、両監督の公式会見がありました。

時に挑発的で人を食ったような発言で知られるチェルシーのモウリーニョ監督は、まずヴァレンシアVSインテル戦で起きた乱闘事件に関して語ります。

『前回のヴァレンシアVSインテル戦で起きたトラブルについて話すつもりはないよ。あれはとても稀なケースだからね。それに我々はサッカーをしに、スタジアムに行くんだ。殴り合いをするためじゃないよ』

「殴り会うためではなく、サッカーをするため」

これ、チクリと皮肉ってますよね。語らないと言いながら。

そして、これで終わらないのがモウリーニョたる所以。

『私はいつも言っているんだが、ラテンの国(スペイン、イタリア、ポルトガルに代表される)のクラブチームのメンタリティはここイングランドと全く異なるんだ。いいかい?イングランドのクラブチームは相手に敬意を払うんだよ』

行間を読めといわんばかりですね。彼が何を言わんとしてるかは上の発言と合わせて考えれば、だいたい分かります。たしかに彼は直接的には語っていませんが、ちゃ〜んと、言いたいこと言ってます。

『私はヴァレンシアのことを何も怖れていないよ。たしかにいいFWがいてスピードあるサイドアタッカーもいる。ディフェンスも経験豊富な選手がいて、彼らはとてもいいサッカーをするけどね。だって、彼らは殴り合いに来るわけじゃないんだから。いいチームだと思うよ』

これはチェルシーファンは聞いて喜ぶでしょう。ちょっぴりピリリと辛いスパイスを効かせ、かつファンには不安を感じさせない。

リーグ戦2連覇後の今シーズン、補強を巡ってフロントとの確執があり、その上ケガ人も続出し、リーグ戦ではマンチェスター・ユナイテッドに水を開けられる形となってはいるものの、まだまだモウリーニョ節は健在のようで。

対するヴァレンシアのキケ・サンチェス・フローレス監督は

『我々と彼ら(チェルシー)が感じるプレッシャーは同じものではないよ。というのも、彼らには“チャンピオン”という名のプレッシャーがかかっているが、我々はなにも勝つことを義務付けられているわけではないからね』

モウリーニョとは対照的なコメント。紳士的で落ち着いた印象を持たれているフローレス監督らしく内容は謙虚。本心ではないことは承知ですが。

試合展開については

『両チームとも完成され、フィジカルを重視したチームだ。おそらく、この試合はスペースを潰し合い、とても狭い範囲でのフィジカル的なサッカーになるだろう。チェルシーは例えばバルセロナのような、普段我々がリーガで戦っているようなライバル達とは全く異なるチームだからね』

と、コメント。たしかにリーガ・エスパニョーラのチームでチェルシーのようなサッカーをするチームを挙げろと問われれば、それはヴァレンシアでしょう。

普段戦うことはない自分達と似たようなサッカーをするチームを相手にするにあたり、戦い方を変えるべきか否か。

『もしもチェルシーが引いて守るような戦い方をしてきたならば、我々が勝つだろうね』

フローレス監督は自分達が変えるか否かではなく、チェルシーが変えるか否かが勝負のポイントと見ているようです。

さて、両チームとも必ずしもベストメンバーとはいえない布陣で臨むこの試合。分かりやすい面白さは期待できないかもしれませんが、実はもっとも見応えのある対戦になるような気がします。

戦評は試合を観られたら書きます。

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ベティスのルイス・フェルナンデス監督を悩ませるもの

昨日、ベティスVSビジャレアル戦の戦評でベティスの監督、選手達の心境はいかにとかきましたが、今日のMARCA紙にルイス・フェルナンデス監督の試合後のコメントが出ていたので、紹介します。

『あの試合は8点(結果は3−3)入っていてもおかしくなかった。それぐらい両チームとも賞賛に値するプレーをしていたよ。ベティスは引き離されても引き離されても、くらいつく能力が備わっていたんだ。だから、3ゴールも奪うことができたのさ。これはポジティブなことだと思うよ』

ルイス・フェルナンデス監督は思ったことをはっきりと言う監督です。悪ければ悪い、良いものは良いと正直に話します。奥歯に何か詰まったような言い回しはしません。それになかなかユーモアのある監督です。ちょっとブラックですけど。

セビージャとの国王杯での再試合でも試合中、『おいおい!またペットボトルが飛んでこんように気をつけんとな!』や『おい!そこの格闘家!今日は対戦相手はおらんのか?ここはサッカーをするところだぞ。分かってるか?ん?』など、ペットボトルが当たったセビージャのファン・デ・ラモス監督や以前、相手選手と指を故意に踏んだ踏んでないの言い合いから、かっこ悪い殴り合いをしたFWルイス・ファビアーノに対して半ば挑発の意味も込めてやっかみを言ってました。もちろん冗談でですよ(少しは本気でしょうけど)。

続けてDFイリッチとフェルナンド・ベガが戦列を離れているディフェンスラインについて記者からの『脆いのではないですか?』との問いに対しては

『何もディフェンスは、単に2人のサイドバックとセンターバックでするものではないだろ?それに欠ける部分の全くない集団なんてありゃせんだろ?何も珍しいことではない』

強がりにも聞こえますが、頼もしい発言ですね。

攻撃に関して話が及ぶと

『今日はいつもより攻撃的な戦術を試みたんだよ。選手にはより前に行くように言った。以前のベティスはとても攻撃的な優秀な選手が揃っており、それに比例するように、惚れ惚れするような魅力的なサッカーをしていたんだ。今はその時と同じとは言えないけれど、以前のようなサッカーをしようと試みることはできる。そういうことだ』

スタジオ・ジブリの宮崎駿監督の“理想を失わない現実主義者でありたい”という言葉を想起させる言葉です。僕もそうありたい。

あの試合は結果的に3点を奪うことができた。そして3点も失った。けれども、1−0で手堅く勝った試合よりも遥かにスペクタクルに満ち、満足感があったことも事実。それは試合後のMARCA紙のHPの読者の書き込みを見ても明らか。

願わくば、今後も昨日のような試合が観たい。けれど、今のベティスの順位はそこまでリスクを犯せるほど安全なものではない。不本意だが、今何より優先すべきはスペクタクルではなく、結果なのである。

最後に今シーズン、苦痛や苦悩、辛抱をいっぱいに抱え込んだベティコに対して

『経験上、私はいつもそれに悩まされているよ。そう、未だに悩みの種だ。だから、心構えをし、トレーニングに励んでいる。ファンたちは私よりもよっぽど情熱を持っているからね。それらが私を悩ませるからこそ、何をすべきか全て自覚しているよ』とコメント。

大きな期待を背負った監督という職業の苦悩が伺えます。ファンの期待や苦悩、そして怒りを理解するということは、それらに応えるために何をすべきか自覚するということ。

「あぁ、そんなに悩ませているのか」と分かっていながらも、我々ファンは愛するチームに期待をしてしまうんですよね。残酷なことに。

けれど、その期待こそが監督や選手達を突き動かす原動力になってもいるんですよね。
適度に期待や適度に応援なんてできればいいんですけど、そんなこと不可能です。
適度に愛するなんて、そんな器用なことはできませんよ。




セビージャもヴァレンシアも詰めが甘い。

リーガ・エスパニョーラ第26節結果 注:()内は順位、勝ち点
レバンテ(17位、27) 0-2 ビジャレアル(11位、36)
バルセロナ(1位、50) 3-3 レアル・マドリー(4位、45)
ベティス(14位、31) 1-1 サラゴサ(5位、43)
レアル・ソシエダ(20位、17) 3-1 マジョルカ (15位、29)
ナスティック(19位、20) 1-0 セビージャ(2位、50)
ヘタフェ(8位、38) 1-1 レクレアティーボ・ウエルバ(7位、41)
セルタ・デ・ヴィーゴ(16位、27) 1-1 アスレティック・ビルバオ(18位、26)
ラシン・サンタンデール(10位、37) 1-1 エスパニョール(9位、37)
アトレティコ・マドリー(6位、43) 2-0 デポルティーボ・ラコルーニャ(12位、33)
オサスナ(13位、31) 1-1 ヴァレンシア(3位、47)

う〜ん・・・相変わらず混戦状態ですね。

バルセロナとレアル・マドリーは先日も書きましたが、バルセロナと同一首位だったセビージャは19位のナスティックに敗れ、ヴァレンシアも13位のオサスナに引き分け。

MARCA紙のHPはこの結果を受けて『セビージャとヴァレンシア、バルセロナに素敵なプレゼント』との見出しを掲げてますが、本当に仰るとおり。

セビージャとしては先週の試合でバルセロナとの直接対決を制していただけに勿体無い。
ヴァレンシアは不思議なチームですね。調子が良いのか悪いのか計りかねるといいますか、なんだか負け試合や勝ちきれない印象が強いのに、首位と勝ち点差3の3位ですもんね。

これは、やはり今シーズンは絶対的な強さをもったチームがいないことの表れなのではないでしょうか。

そして、今節の結果を見てみると、ある程度順位の近いチーム同士の試合は引き分けで終わっていますね。ということは、やはり、優勝争いをしているチームは下位チーム相手には確実に勝つ必要があると。当たり前ですが。でも、その当たり前をなかなかできないから今シーズンはこんなに混戦状態なんですよね。

アトレティコ・マドリーのアギーレ監督も「CL圏内を目指したいが、もう上から下までチームがひしめき合ってる状態だ。ヘタフェにレクレアティーボにサラゴサ・・・他にもたくさん。本当に全く気が抜けんよ」とコメントしてます。

さらにヴァレンシアはCL、セビージャ、オサスナ、セルタはUEFA杯を戦わなくてはならない。

ヴァレンシアとセビージャはまだ両立ができてはいますが、オサスナとセルタはカップ戦を勝ち上がれば勝ち上がるほど、リーガの方に皺寄せがでてくるでしょうね。序盤戦は上位にいた両チームも気づけば13位と16位、もうすでに無理が来てるのか。

ヴァレンシアとセビージャもリーガとCL、両方で優勝を狙いに行くだけの体力はないように思います。

そうすると、CLでは敗退してしまったバルセロナがやはり本命でしょうか。レアル・マドリーは・・・ないかな。

それにしても引き分けの試合多いなぁ。

我がベティスも例に漏れず、きっちり引き分けちゃってますし。
ダイジェストでしか観られなかったのですが、シュート練習のパスかと見紛うばかりの超優しいパスを相手FWにしてゴールを割られたと思ったら、自らPKをもらい同点の立役者にと大活躍のDFファニート。キャプテンで、しかもスペイン代表。その名に恥じぬプレーをお願いしますよ。

まあ、5位のサラゴサ相手に引き分けですから悪い結果ではないんでしょうけど、ここ最近勝ててないです。今節は目下のライバルであるセルタやデポルティーボ・ラコルーニャも勝てなかったので良かったものの、勝てない試合じゃなかったですよ。FWロベルトが
きっちり仕事をしてくれさえすれば。

って、ホームスタジアムはファンの熱気ムンムンでしたが・・・。たしか3試合のホームスタジアム使用禁止だったはずでは?なんかセビージャの温情で免れたらしいです。いいのかそんなんで。

さて、今節の個人的ベストゴールはメッシもいいけど、これで。

1点目はフィジカルを活かし、胸トラップだけで相手を振り切ってのシュート。そして、ワントラップで足元に落ち着かなかったボールを逆に利用しての突破、サッカーしたことある人なら分かると思うんですが、たまにあるんですよね。ああいう感覚。ポンポンいっちゃう感じ。

バスクの名門も今シーズンは最下位と低迷してますが、いい選手は揃っているんです。レアル・ソシエダ。強面の印象の強いコバッチェビッチの試合後会見でのインテリ眼鏡も意外性抜群ということで。

まだまだ予断の許さないリーガ、優勝争いはセビージャ以外だったらどこでもいいです。降格争いはベティスが2部に降格しなければどこでも・・・なんて言ったら怒られるか。

勝ったり負けたり混戦状態が続くリーガ

日曜日は所用がありまして、1試合も観る事ができず、ハイライトしか見ていないので、
戦評は書けません。あしからず。

で、あくまでハイライトを見た感想ですけど、例年になく混沌としてますねぇ。この時期になっても優勝の行方は全く分からないですから。

これは力が拮抗しているというのではなく、どのチームも波があるから、つまり安定性に欠けるからじゃないかと。

バレンシアがF.C.バルセロナを破りましたけど、先週の試合ではヘタフェに完敗してますし、その今季好調のヘタフェも今節では降格争い真っ只中のアスレティック・ビルバオに負けてますし。サラゴザもビジャレアルに勝ちはしましたが、これもまた勝ったり負けたり。

セビージャは勝ちました・・・ね。快勝だったようで。
で、並びました・・・ね。首位のF.C.バルセロナに。
おまけにカヌーテ2得点でこちらも再び得点王争い首位ですか。
年が明けてから調子が落ちていたのをようやく持ち直したようで、そのまま急降下でもなんら問題なかったのですが(おっと、これ以上、私情を挟むのはやめましょう)。

とはいえ、(サラゴサやヘタフェもそうですが)その中でもセビージャが今季のリーガを面白くしているのは紛れもない事実ですし、今季ばっかりは宿敵とかライバルとかおこがましくて言えそうにないですね。ベティスファンとしては。

でも、あくまでリーガを面白くするだけでいいですからね。優勝なんてしなくていいですよ。デル・ニード会長もおっしゃてたじゃないですか。「目標はCL圏内を確保することだ」と。

一応、宿命のライバルの我がベティスも負けず劣らず白熱した降格争いを相変わらず展開中で。きづけば、14位とはいえ降格圏まで勝ち点差1。優勝なんて贅沢いわないので、どうかさっさと残留だけは決めて下さい。

と、本当に上から下まで目まぐるしく順位が入れ替わる今季。
3位のバレンシアと14位のベティスの負け数が2しか違わないというんですから、
いやはやまことにもって混戦状態。