<< 友好的な親善試合といえども、ライバルはライバル。 | main | スペイン人の統率性にはイングランド人も日本人もタジタジ〜アンテケーラ番外編〜 >>

スポンサーサイト

  • 2007.12.13 Thursday
  • -
  • -
  • -
  • by スポンサードリンク

一定期間更新がないため広告を表示しています


ラ・ホージャ、人口300人足らずの小さな村は笑顔いっぱい〜アンテケーラ前編〜

ロンダから電車で1時間、アンテケーラに到着。駅も駅から見える街もこじんまりとしている。「ここが普段、ホセとパコが話してくれる故郷か」と、なんだか感慨深くなる。その2人はあと30分後にグラナダからアンテケーラに着くらしい。

アンテケーラ

しばし、待つ。用を足しに行った友人Kが憤慨しながら、ドアが開かないと訴える。たしかに開かない。駅員に聞こうとするも駅員室に人影見当たらず。受付で呼びかけるも応答なし。そうこうしているうちに僕ももよおしてきた。

「だーっ!もう!」我慢しきれなくなったのを見計らったかのようにやっと駅員、顔を出す。なんとここの駅のトイレは鍵がかかっていて、駅員に許可をもらわないと使えないようになっている。しかも、ドアには『駅、利用者以外は使用を禁じる』の文字。恐れ入った。

30分後、ホセ到着。母親が迎えに来てくれていた。久しぶりの再会。僕が風邪を引いた時、何も言わずにあったかいココアとみかん、風邪薬を部屋まで持ってきてくれた時以来。優しい人。

パコもいた。あれ?顔、真っ赤っ赤だけど。しかも表情に覇気がない。明らかにお疲れモード。ゲラゲラ笑いながら、理由を聞いてみると、どうやら昨日、シエラネバダ山脈に友達とスキーをしに行って、思いっきり焼けたらしい。おまけに初めてのスキーということで、地面と顔を合わせてばっかりだったよう。笑いが止まらない。

しかも、まだお迎えが来ていないとかで、ずっと「僕のお母さんはどこ?」と悲しげな子猫のような目をしていた。面白すぎ。

僕らは夜に再会する約束をして、ひとまずホセ家へ。車中、闘牛場やサッカー場、教会を教えてくれるホセママ。闘牛は嫌いだって。「あんな残酷なこと、わざわざ殺すところなんか見せなくていいのに」ごもっとも。でも、僕は見たいのだ。

10分も走れば、辺りに民家はなくなり、ひたすら草原や畑が続く。「どこに連れて行く気だ??」と友人Kと顔を見合わせる。それにしても、運転席と助手席に座る親子、仲睦まじい。少々気が強いけど、どこか抜けてそうな母親と、成人とはいえ、まだまだ子供っぽさが抜けない穏やかな性格の息子。2人でクスクスっと笑う姿が微笑ましい。

永遠に続きそうに思えた、うねうね道をホセの自宅で飼ってる6匹の犬の話を聞きながら気を紛らわしていたが、効果なく酔ってしまった。隣の男の顔色も青ざめてる。

20分ほど走ると小さな町の明かりが見えてきた。ここがホセとパコの生まれ故郷、ラ・ホージャ。本当に小さな町。人口300人ほど。ホセの自宅はそこから少し登ったところ。町を見下ろすところに建っていた。きれいに刈り取られた芝生、小さいけれど立派なプール。そして、ロッジ風のかわいい家。嘘みたいに素敵なところ。

友人Kと僕は目を丸くするばかり。と、車を降りると犬、犬、犬。その吼え方は噛まんばかり。ホセに大丈夫と言われても、過去に3度も犬に噛まれた経験を持つ僕には全く説得力がない。

実家で3匹の犬を飼っていた友人Kは、あやそうと唯一の室内犬のロロに手を差し出す。
悲鳴と咆哮が同時に。噛まれそうなる。怒られるロロ。それ以来、友人Kとロロは最後まで心通じ合わず。なんでも、以前、ロロは知らない人に顔を何度もぶたれた経験があるらしく、それ以来、手を出されることに敏感になったんだそう。かわいそうなロロと友人K。

室内へ。ホセの父親登場。カウボーイハットをかぶり、ネルシャツにブーツ。かっこいい。どこぞのちょいワル親父なんて目じゃない。しかも穏やか。そりゃ、ホセがぐれるわけない。暖かい家庭の雰囲気が充満している。ホセママの暖かなホスピタリティ精神でおやつをお腹い〜〜っぱいご馳走になる。

ホセの部屋に荷物を置き、ホセの運転で町へ。

以前、書いたイングランド人のディーンと久々の再会。パコとディーンはお向かいさん。2人はすでにビールを煽ってご機嫌。相変わらずのディーン。テンションが高い。最近ハマッているという『ロス・ソプラノス』というマフィアドラマを熱く語る。パコは・・・目が座ってる。完全に酔っ払っている。友人Kもやっとしっかり英語が喋れる相手が見つかった。

近所の女の子のPCを修理していたホセも加わり、いきつけらしいBARへ。

道中、セビージャ・ダービーの話からディーンが「ユウキはフーリガンだ。フーリガン」と、しつこい絡み。調子に乗ってフーリガンっぽい仕草をしたら意外と大ウケ。分からん。

人口300人の町のBAR。お客はみ〜んな顔見知り。そんな中に突然東洋人2人がやってきた。視線の集まり方が半端じゃない。最近ではある程度慣れたつもりだったけど、ビッシビシ感じる。日本人、アジア人であることを再確認。

ホセとパコの友人も集まってワイワイやる。ほとんどスペイン語の喋れないディーンは、友人Kを捕まえて嬉しそう。完全に酔っ払ったパコは、アルプスの少女ハイジの主題歌を歌い始める始末。でも、なぜか面白い。日本語の歌詞を教えると途端に意味不明の歌詞を歌いだす。さらに面白い。これ、当事者、しかも酔ってないと絶対面白くないことはたしかなんだけどな。

尻切れトンボですが、この後も一悶着あったんです。続きはまた次回。



スポンサーサイト

  • 2007.12.13 Thursday
  • -
  • 08:04
  • -
  • -
  • by スポンサードリンク

コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
トラックバック