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ヘミングウェイも愛した崖の上の街!?〜ロンダ前編〜
- 2007.03.08 Thursday
- 旅行
- 08:55
- comments(4)
- trackbacks(0)
- by 宮元 友樹
セビージャ・ダービーが悲惨な結果になり不完全燃焼な僕と、スペインでの初めての単独行動時に見事に足元を見られ、ぼったくられそうになった友人Kは、セビージャに対してあまり良い印象を残すことなく、ロンダという街に向かった。
友人Kが訪西するということで、どこに行こうかと思案した僕は、知人のスペイン人に情報収集した結果、誰もがロンダという街を勧めてくれた。
彼らの意見を総合すると「とにかく良いところだ」と。
あとは崖がなんたらかんたら・・・
旅に限らず、あまり下準備というものをしない僕は、ロンダに関する、それ以上の情報を集めることをするはずもなく、何も知らない友人Kに「とにかく良いところらしいぞ。崖があるんだと。楽しみだな」などと、抽象的な説明。
友人Kも僕と同様に行き当たりばったり、用意周到なんて言葉がおよそ似合わない男。
「どれくらいかかるのよ?」と、ロンダ自体よりもロンダまでどれくらいかかるかが気になる様子。「分からん。でも、1時間ちょっとだろ」と、これまた抽象的な説明。
15時、セビージャを出発。バスから見える風景からどんどん近代的な建物が消えていく。1時間ちょっと経過。小さな町の小さなバス停留所に到着。「着いたんじゃないか?」と友人K。前の席のお婆ちゃんに聞いてみる。まだまだよと言わんばかりの返答。
そりゃそうだ。崖らしきものは遠くに見えるだけ。安宿すらないであろうこんなとこがロンダであったらたまらない。
うねりうねられどんどん自然の中へ。車酔いしやすい僕と友人Kにはちょっと過酷。
いくつか小さなバス停を過ぎた辺りで前のお婆ちゃんが「次がロンダよ」と教えてくれる。
それからさらに約40分。遠くに崖が見え、その上にかすかに住宅らしきものが見えてくる。うわ〜登りますな〜。うねうねを。友人Kはサングラスをしているため表情は読み取れないが、おそらく酔ってる。その牧歌的な風景は目を奪われるのだが、如何せん酔う。
6時前にロンダの駅に到着。結局3時間弱かかった。いや〜1時間だなんて、あまかったな。
早速、宿探し。バス停周辺にそれらしいもの見当たらない。バス停の職員に旅行案内所の場所を教えてもらい、向かう。友人Kはスーツケースを引いている。
案内所にてロンダの市街地図はもらったものの、職員の女性が電話をなかなか切らないため(客がわんさか待っているというのに!!)、業を煮やし、自力で宿探しをすることに。
上限は1人20ユーロ(約3000円)。これでも僕らには高いぐらい。星がついてるホテルなんかには用はない僕らは、ホスタルを探す。が、なかなか見つからない。
時間も時間だし、腹も減った。ダメもとで2つ星のホテルに伺いを立てる。
部屋はある。しかもツイン。交渉開始。あっさり20ユーロまで落としてくれた。くそっもっと低く言えば良かった。部屋を見せてもらい即決。
日も暮れかかった頃、ようやくロンダ名物を拝見に。

たしかに崖の上に家々が立ち並んでいる。

崖の高さはおよそ100メートルらしい。極度の高所恐怖症の僕はその何倍にも見える。
しかし、その崖の上から望む田園風景は思わず深呼吸をしたくなるほど、牧歌的。

しばらく崖沿いを歩いていると友人Kが驚嘆の声をあげる。
「すごいものを発見した」なんだ?なんだ?
「お〜〜〜〜!!」

ヘミングウェイではないか。彼はスペインを愛していたと聞く。そんな彼がこの美しい風景を放っておくはずがない。『PASEO DE E HEMINGWAY』。直訳するとヘミングウェイ遊歩道。いや、絶対そうだ。ヘミングウェイはここを訪れたんだ。そして、この風景を目にしたんだ。


僕も友人Kもしばらく無言で風景を眺める。もう完全にヘミングウェイになりきっている。友人Kもそうだったろう。話さなくても分かる。
さらに歩くとまたまたロンダ名物が顔を見せる。

新市街と旧市街を渡すヌエボ(新しいの意)橋。この写真では分からないがこれでも高さ100メートルはあるらしい(詳しい写真はまた明日)。
暮れかかった空に浮かぶ月。そういえば、東京では視界を遮られるものなく、月を見たことはなかったように思う。

沈み行く日の光りを浴びて、白壁の家々も表情を変えていく。

僕と友人Kの共通した思い。「来て良かった」もうたった数時間で大満足。
日も沈み、そろそろお腹の方を満たしたくなり、明日のロンダ巡り本番に備え帰路に着く。
帰り道、友人Kがちょっとばかり失礼なことをした。ま、許される範囲。詳しくは書かない。でも、ウケたから良し。それを見ていた地元の子供たちには全くウケなかったけど。

ロンダにももちろん闘牛場はある。友人Kが日本に帰国するその日にここロンダで今年初めての闘牛が開催されるようだ。無念、友人K。

名前も知らない花も咲いていた(これなんて花ですか?)
今夜は節約のためスーパーで安く済まそうとしたら、結果的に高くついた夕飯をさっさと終え、僕は夜のヌエボ橋を見るべく散歩へ。
酔っ払い、屈託のない笑顔で騒ぐ若者たちを尻目に目的地へ。

美しい。
何枚か写真を撮り、宿に帰ると、友人Kが湯船からこぼれるお湯を気にもせず、風呂場を水浸しにしながら湯船に浸かり、この日の疲れを癒していた。
ロンダ後編につづく
友人Kが訪西するということで、どこに行こうかと思案した僕は、知人のスペイン人に情報収集した結果、誰もがロンダという街を勧めてくれた。
彼らの意見を総合すると「とにかく良いところだ」と。
あとは崖がなんたらかんたら・・・
旅に限らず、あまり下準備というものをしない僕は、ロンダに関する、それ以上の情報を集めることをするはずもなく、何も知らない友人Kに「とにかく良いところらしいぞ。崖があるんだと。楽しみだな」などと、抽象的な説明。
友人Kも僕と同様に行き当たりばったり、用意周到なんて言葉がおよそ似合わない男。
「どれくらいかかるのよ?」と、ロンダ自体よりもロンダまでどれくらいかかるかが気になる様子。「分からん。でも、1時間ちょっとだろ」と、これまた抽象的な説明。
15時、セビージャを出発。バスから見える風景からどんどん近代的な建物が消えていく。1時間ちょっと経過。小さな町の小さなバス停留所に到着。「着いたんじゃないか?」と友人K。前の席のお婆ちゃんに聞いてみる。まだまだよと言わんばかりの返答。
そりゃそうだ。崖らしきものは遠くに見えるだけ。安宿すらないであろうこんなとこがロンダであったらたまらない。
うねりうねられどんどん自然の中へ。車酔いしやすい僕と友人Kにはちょっと過酷。
いくつか小さなバス停を過ぎた辺りで前のお婆ちゃんが「次がロンダよ」と教えてくれる。
それからさらに約40分。遠くに崖が見え、その上にかすかに住宅らしきものが見えてくる。うわ〜登りますな〜。うねうねを。友人Kはサングラスをしているため表情は読み取れないが、おそらく酔ってる。その牧歌的な風景は目を奪われるのだが、如何せん酔う。
6時前にロンダの駅に到着。結局3時間弱かかった。いや〜1時間だなんて、あまかったな。
早速、宿探し。バス停周辺にそれらしいもの見当たらない。バス停の職員に旅行案内所の場所を教えてもらい、向かう。友人Kはスーツケースを引いている。
案内所にてロンダの市街地図はもらったものの、職員の女性が電話をなかなか切らないため(客がわんさか待っているというのに!!)、業を煮やし、自力で宿探しをすることに。
上限は1人20ユーロ(約3000円)。これでも僕らには高いぐらい。星がついてるホテルなんかには用はない僕らは、ホスタルを探す。が、なかなか見つからない。
時間も時間だし、腹も減った。ダメもとで2つ星のホテルに伺いを立てる。
部屋はある。しかもツイン。交渉開始。あっさり20ユーロまで落としてくれた。くそっもっと低く言えば良かった。部屋を見せてもらい即決。
日も暮れかかった頃、ようやくロンダ名物を拝見に。

たしかに崖の上に家々が立ち並んでいる。

崖の高さはおよそ100メートルらしい。極度の高所恐怖症の僕はその何倍にも見える。
しかし、その崖の上から望む田園風景は思わず深呼吸をしたくなるほど、牧歌的。

しばらく崖沿いを歩いていると友人Kが驚嘆の声をあげる。
「すごいものを発見した」なんだ?なんだ?
「お〜〜〜〜!!」

ヘミングウェイではないか。彼はスペインを愛していたと聞く。そんな彼がこの美しい風景を放っておくはずがない。『PASEO DE E HEMINGWAY』。直訳するとヘミングウェイ遊歩道。いや、絶対そうだ。ヘミングウェイはここを訪れたんだ。そして、この風景を目にしたんだ。


僕も友人Kもしばらく無言で風景を眺める。もう完全にヘミングウェイになりきっている。友人Kもそうだったろう。話さなくても分かる。
さらに歩くとまたまたロンダ名物が顔を見せる。

新市街と旧市街を渡すヌエボ(新しいの意)橋。この写真では分からないがこれでも高さ100メートルはあるらしい(詳しい写真はまた明日)。
暮れかかった空に浮かぶ月。そういえば、東京では視界を遮られるものなく、月を見たことはなかったように思う。

沈み行く日の光りを浴びて、白壁の家々も表情を変えていく。

僕と友人Kの共通した思い。「来て良かった」もうたった数時間で大満足。
日も沈み、そろそろお腹の方を満たしたくなり、明日のロンダ巡り本番に備え帰路に着く。
帰り道、友人Kがちょっとばかり失礼なことをした。ま、許される範囲。詳しくは書かない。でも、ウケたから良し。それを見ていた地元の子供たちには全くウケなかったけど。

ロンダにももちろん闘牛場はある。友人Kが日本に帰国するその日にここロンダで今年初めての闘牛が開催されるようだ。無念、友人K。

名前も知らない花も咲いていた(これなんて花ですか?)
今夜は節約のためスーパーで安く済まそうとしたら、結果的に高くついた夕飯をさっさと終え、僕は夜のヌエボ橋を見るべく散歩へ。
酔っ払い、屈託のない笑顔で騒ぐ若者たちを尻目に目的地へ。

美しい。
何枚か写真を撮り、宿に帰ると、友人Kが湯船からこぼれるお湯を気にもせず、風呂場を水浸しにしながら湯船に浸かり、この日の疲れを癒していた。
ロンダ後編につづく
- コメント
- スペインの道の名前を表記しているタイルの看板?標識?あれすごい素敵だよねー
グラナダ行った時に、アランブラ宮殿周辺で迷子になったんだけど、白い壁にあの看板は全部違うデザインでどれもかわいかったな〜
滞在を延長されるとか、されないとか? -
- なお
- 2007/03/08 1:59 PM
- >なおさん
いや、ホント助かるよね。
たしかにデザインも凝ってるしね。
さあ、どうなることやら?
あくまで希望。色々ありますんでね。 -
- 宮元友樹
- 2007/03/08 7:17 PM
- ロンダの友人が、昔、あの橋の上で腰掛けて写真とってた日本人観光客が落っこちて亡くなったって話して聞かせてくれてゾーっとした覚えが、、、。 怖いよねぇ、、、。
-
- maerilla
- 2007/03/09 1:00 AM
- >maerillaさん
あ〜やっぱり、そうなんですか・・・。
冗談で「こりゃ、飛び降りの名所だったりするんじゃない?」なんて言ってましたけど。
僕はあの崖っぷちに立っただけで
膝が笑ってました。
-
- 宮元友樹
- 2007/03/09 2:07 AM
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