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  • 2007.12.13 Thursday
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クラブを心底愛したFKの名手、去る。

出会いがあれば、別れがあるのは世の常。それはスポーツの世界でも変わらない。

21日、ベティスのブラジル人MFマルコス・アスンソン(31)は5年間在籍した同クラブから去ることとなった。

僕が初めて生でベティスの試合を観た時、誰よりも真っ先にその姿を探したのがマルコス・アスンソンだった。ベティスにやってくる前、イタリアはセリエAのASローマでプレーしていたアスンソンはどちらかというと地味で黒子的な存在だった。それがベティスに移籍した途端、彼は変わった。『自分が試合を創る楽しみ』を存分に味わっているかのように見るからに堂々となった。そんな彼の姿は、驚くほどの安値で売り払った前在籍クラブの首脳陣を溜飲を下げるに十分だった。

彼の最大にして最高の武器はFK。ベッカムもすごいけど、ロベルト・カルロスもすごいけど、彼だってすごい。調子の良いときなんか、あのCMでのロナウジーニョのプレーを試合でやっちゃう(つまり、FKを3本ともクロスバーに当ててしまった)ほど。

僕はそのFKと堂々としたプレーぶり、そしてベティコたちからも愛されていた温和で人懐っこい笑顔に惚れていたのだ。

その魅力抜群のFKも昨シーズンは、美しい弧を描けなかった。笑顔もほとんど見られなかった。

彼らが生きている世界は完全実力主義。クラブから必要とみなされなければ、すぐに売りに出される。アスンソンは、新監督のクーペルから戦力外通告を受けた。

彼は言う。「僕がサッカーをやめても、年に1回か2回はセビージャに訪れるだろうね。だって僕はベティスの大ファンなんだからね」と。それはつまり「人生で最高の時間」をセビージャで過ごしたと思っているということ。「ベティスとの契約は切れてしまったけれど、大したことじゃない。だって僕はこのベティスを愛しているんだから」

最後にファンやクラブ関係者、そしてモチベーションを与えてくれたとして記者にも感謝の気持ちを述べ、新天地であるUAE(アラブ首長国連邦)のアル・アヒリに旅立つ。

あの滅多なことじゃ選手を評価しないへそ曲がりな大株主マヌエル・ルイス・デ・ロペラ氏が引退後のアスンソンにクラブのポストを用意しているという、そのことがなによりマルコス・アスンソンのベティスでの5年間を物語っているのではないだろうか。

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  • 2007.12.13 Thursday
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  • 01:04
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コメント
なじみの選手がどんどん出て行ってしまい寂しいですね。昨シーズンの結果、そして新体制の下では仕方の無いことなのでしょうが。
いよいよシーズン突入ですが、ちょっとテンションが下がリ気味です。(昨シーズン前はイルレタ監督就任で独りで盛り上がっていました。結果はご存知の通りでしたが)

引退後はぜひベティスに戻ってきて欲しいですね。
  • verdiblanco
  • 2007/08/25 10:42 AM
>verdiblancoさん
ホントに寂しい限りです。思い入れが強い選手が、
思い入れが強いクラブからいなくなると、寂しさは一塩ですね。

開幕戦、ドキドキもんですね。
  • 宮元
  • 2007/08/26 11:39 PM
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