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  • 2007.12.13 Thursday
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アントニオ・プエルタ選手、帰らぬ人となる

25日のリーガ・エスパニョーラ第1節、VSヘタフェ戦の最中、突然意識を失ったセヴィージャC.Fのアントニオ・プエルタ選手が28日火曜日、午後2時30分、入院先のビルヘン・デル・ロシオ病院で亡くなりました。享年22歳。

プエルタはヘタフェ戦の前半27分、ピッチを歩いていた途中に突然、意識を失いました。その後、一時は意識を取り戻し自力で歩いてベンチに下がりましたが、ロッカールームで再び失神。そのまま病院に運ばれました。入院中も5度も心停止に陥るなど、不安定な状態は続き、60時間後、ついに帰らぬ人となってしまいました。

昨シーズン、レアル・マドリーやFCバルセロナ相手にダニエウ・アウベスとともにガンガン飛び出し、切れ込んでいくプエルタの姿を何度も目にしました。そのプレーぶりに、セヴィージャC.Fのライバルクラブであるベティスファンの僕は、正直、憎々しく思っていました。だって、それほどキレキレだったんですから。

そんなプレーの影でプエルタは、以前から不整脈の気があったようです。練習中にも気を失ったことはあったとも報じられています。不整脈は文字通り、脈の速度が不安定で、速くなったり遅くなったりするそう。その結果、心臓などに負担が掛かってしまう。実際、プエルタの直接の死亡原因は「心停止による脳障害、多臓器不全」でした。

自分で脈をとってみればすぐにわかるほど、不整脈はもっとも発見しやすい病気だそう。さらにプエルタは以前にも気を失うなどの兆候はありました。かといって、いつも危険な状態というわけではなく、突然、意識を失ったりするようです。チームメイトのアンドレアス・ヒンケルも「試合中は、これといってプエルタに異変があるようには見えなかった」と語っています。

だとするならば、なぜチームドクターは、彼にストップをかけなかったのでしょうか。セヴィージャC.Fのデル・ニード会長は「ダイヤモンドの左足を失った」とそう悲しみを表しましたが、失わなくて済む方法はなかったのでしょうか。

セヴィージャの街は、スペインは今、悲しみに暮れています。あれだけ普段はお互い目の上のたんこぶといわんばかりに、セヴィージャC.Fのファンといがみ合っているベティス
のファン達も病院にかけつけたり、人文字を作ってプエルタを励ましました。そんな彼等を今、同じ深い悲しみが覆っています。

“たら”“れば”を言い出せばキリがありませんが、「もしも」と思わずにはいられません。

22歳という若さでこの世を去ったセヴィージャC.F、MFアントニオ・プエルタ選手に哀悼の意とともに、合掌。


リーガ・エスパニョーラ07/08シーズン開幕!!

リーガ・エスパニョーラの新シーズンが開幕した。昨シーズン優勝したレアル・マドリー
はアトレティコ・マドリーとのダービーに競り勝った一方、アンリやG・ミリート等を獲得したFCバルセロナはラシン・サンタンデールと引き分け、ヴァレンシアに至ってはヴィジャレアルに完全に足元を掬われ、0−3の完敗。

マドリーは決してシュスター監督が公約したようなフットボールは披露できなかった様だが、そんな中でも勝ち切れたことはバルサやヴァレンシアの結果を見れば、その意味、価値は大きいだろう。

そんな中、レアル・ベティス・バロンピエは、アウェイでレクレアティーボ・ウェルバと対戦。昨シーズンはホームで粘り強く勝ちをものにしてきたレクレアティーボ相手に新生ベティスの戦いぶりはいかに。

結果は前半に1点ずつを取り合い、1−1の引き分け。残念ながら試合の方は観ることができないのだが、試合後のベティス、クーペル監督のコメントを読む限り、どうも散々だったよう。

「我々に勝利は見えていた。しかし、結果はごらんのとおり。引き分けでなんか終わりたくはなかったが、レクレアティーボが引き分けにしたのさ。特に前半の彼等はとても良かった。反対に我々はといえば、可もなく不可もなくといったところだ。とりわけ前半は多くの問題を抱えながらプレーしていた。信じられないミスも多かった。相手が好調だっただけに、引き分けは運が良かったよ。後半も似たり寄ったりさ」(エクトル・クーペル監督試合後談)

指揮官のコメントがこれでは期待しようにもできないというのが、ファンとしての本音だろう。常に冷静に、ともすれば冷たいコメントを発するクーペル監督らしいといえばらしいのだが、開幕戦ぐらい威勢の良いコメントを発してほしいものである。それがたとえ虚勢だとしてもだ。

プレシーズン中、大幅な改革を施したクーペル体制下、おそらく今季は結果でしか物を言えないシーズンとなるだろう。そう考えると、開幕戦しかもアウェイで勝ち点1を持ち帰れたのだから、悪くはない。悪くはないが、それでベティスの魂は納得するのだろうか。

“Manque pierde(たとえ敗れようともベティスだけを愛する)”とはどういうことか、クーペル監督よ、是非、頭の片隅に置いておいてほしい。

最後に25日の試合中に突然、意識を失い、なおも重体で危険な状態の続くセヴィージャMFプエルタ選手の早期回復を心から祈ります。

ベティスを生かすも殺すもクーペル監督次第

我が愛するベティスが変わっていく。

今シーズンから就任したエクトル・クーペル監督は、今キャンプ中にどんどん戦力外選手をリストアップしているという。

現時点でリヴェラ、ミゲル・アンヘル、マルコス・アスンサオ、レンボ、シスコ、マルドナード、フェルナンド。レンボ以外、昨シーズンまでレギュラーを張っていた選手ばかりだ。

クーペル監督はさらなる補強を(レオン会長ではなく)大株主のロペラ氏に要求したところ、ロペラ氏は「ならば、その分の放出選手をリストアップするんだ」と返したという。結果、クーペル監督は上記の7人の選手に見切りをつけた。

たしかに昨シーズンのベティスの戦績は結果、内容ともに散々なものだった。おまけに同じ街の目の上のたんこぶセビージャはUEFAカップ&国王杯を制覇し、CLの出場権まで獲得となれば、大胆かつ劇的な改革はクラブにとって必要であろう。それはベティコたちも望んでいる。

マジョルカ時代、インテル時代のクーペル監督はリアリストで結果重視、血も涙もないその手腕は何度となく選手との確執を生んだ。

はっきり言って、僕はクーペル監督は好きではない。そんな監督が愛するクラブを率いることになり、好きだった選手をどんどんクビにする。

今シーズン、ベティスは全く違うクラブになっていることだろう。クーペル監督いうところの「勝者のメンタリティを植え付けた」クラブに。今のベティスに必要なものは『勝利』。それは解ってはいる。

だけど、愛するクラブの好きだった頃の姿がすっかり変わってしまうのはやっぱり寂しいのだ。マルコス・アスンサオの必殺FKやリベラの底なしのスタミナはもう見られない。

クーペル監督、頼むぞ。いくらキャンプとはいえ、2部Bのクラブに負けていては勝者のメンタリティもへったくれもないぞ。








リーガ勢、プレシーズン開幕。

2007/08シーズンの開幕を8月26日に控えるリーガ・エスパニョーラ。新シーズンの開幕まで約1ヶ月となり、各クラブはヴァケーションを終え、ヨーロッパ各地で既にキャンプイン。

MARCA紙のHP上では各クラブのキャンプ地及び、期間、さらにキャンプ風景の写真まで紹介してくれています。

これがまたなかなか手の込んだというか、丁寧でgoogleのヨーロッパの航空写真でそれぞれのクラブのキャンプ地が随分な縮小サイズで見る事ができます。google earthと併用して上手く使えば、もしかしたら練習風景まで見られないですかね?

オーストリアのレアル・マドリーやスコットランドのFCバルセロナ、オランダのヴァレンシアなどスペイン国外でキャンプを張っているのは計5クラブ。その他の15クラブはスペイン国内。国内とはいえ多くのクラブが本拠地を離れている中、唯一レクレアティーボ・ウェルバだけは地元ウェルバでキャンプを張っています。ウェルバは観光地としても有名ですが、よっぽど好条件が揃っているのでしょうかね。それとも単に経済的な理由か。

国外や遠方に行く費用を抑えて、その分を補強費等に回すという考え方もたしかに一理ありますね。

さて、ヨーロッパは各国リーグが8月もしくは9月にはリーグ戦が開幕するわけで、ほとんどのクラブが既にプレシーズンに突入しています。

そんな中、アジアはアジアカップの真っ最中。昨シーズンMVPまで獲得する活躍を見せた中村(俊)は、ドイツの地でようやくスシボンバーから真の頼れる男に成長した高原は・・・。彼らはシーズン閉幕後、ほとんど休む間もなく、日本代表の一員としてピッチ上にその姿がありました。

彼らはクラブチームでの活躍が認められて日本代表に選ばれています。彼らは選ばれた先で、代表のため、自らのためにプレーし続けています。今や、日本代表に欠かせない存在。アジアカップ後、彼らが帰るところはプレシーズンが始まり、開幕が迫った所属クラブ。

選ばれるためにプレーし、その選ばれた先でプレーしたことが、次の選ばれるためのプレーに影響を与える。ちょっと皮肉な話。

もう警鐘が鳴らされて久しいけれど、昨今のフットボールを取り巻く過密スケジュール(主にヨーロッパ)は、そろそろどうにかしないと、FIFAにUEFAにJFA。

コパ・アメリカを辞退して休養十分のロナウジーニョは「早く試合がしたくてウズウズしている」みたいだけれど。

オシムの怒声、スペインまで轟く

昨夜のアジアカップ、VSカタール戦後のオシム監督のインタビューをご覧になられた方ならお解かりいただけると思うけれど、オシム監督は相当に機嫌が悪かった。

インタビュアーがマイクを向けるや否や「あぁ?」とあからさまにご機嫌斜めであった。
僕はオシム体制になってからの日本代表の試合というものは、昨夜が初めて目にしたのだけれども、率直な感想は「良いチームになったなぁ(ジーコ時代と比べて)」だった。

昨夜の試合では、猛烈な暑さと湿気の影響か、オシム体制になってから代表チームの枕詞のようにつけられる“走るサッカー”というものの実態は僕には見えなかったのだが、局面、局面での動きに連動性が見られ、「あそこにいてくれたら・・・」という痒いところに手が届くサッカーになっていたように思う。勿論、これは基本中の基本なんだけれど、ジーコの時は痒いとこだらけだっただけに、非常に心地よかった。

それでも、終了間際に追いつかれたことでオシム監督は憤怒していた。

『イヴィチャ・オシム日本代表監督、通訳を泣かせる』

MARCA紙のHPではそう報じた。普段、日本代表のことなど見向きもしないスペインのスポーツ紙が取り上げたという事実。これは何を意味するのか?スペインもオシムのサッカーに、はたまた日本代表に興味を持っているのか?

答えはNoだった。

記事の内容は「オシムは非常に手厳しい言葉を並べ立て、選手達を「下手の横好き」とこき下ろした。その言葉の数々に通訳のZen Chidaは思わず泣いてしまった」といったもの。中村俊輔の証言としてロッカールームでの出来事だったことを掲載している。

それに対する読者の反応はといえば、実に冷ややか。
「これってニュースにするようなことなのか?」
「日本代表は何か?世界有数の代表チームなの?」
「そんなこと言ったら、カマーチョは常にコーチをビビらせていたよ」

唯一、日本代表マニアだという者が日本代表の健闘を祈っていたが、それ以外は散々なものだった。

結局、彼らにとっては『通訳が泣いたこと』、それだけがニュースであり、それが例え日本だろうと韓国だろうと関係はなかっただろう。

こうなりゃ、3連覇しかないな。やつらを振り向かせる方法は。

マドリディスタの心をくすぐるレアル・マドリー新監督のお言葉

「長いとも短いともいえる10年間、監督業を続けてきた。レアル・マドリーの選手だった頃から『レアル・マドリーとともにいたい』と内に抱いていた。だから、今はとても嬉しいよ」

レアル・マドリーは9日、ベルント・シュスター氏の新監督就任を正式に発表した。その席上で新監督の口から語られた言葉の数々は、カルデロン会長がカペッロ氏を解任してまで、違約金を支払ってまで彼をマドリーに連れてきたかった理由を証明するに十分なものだったように思う。今回はそれらを2回に渡って紹介します。

「私の頭にこびりついて離れない場所はここだった。私の哲学は最大の要求を満たすことのできる場所にいることだった。私がそれまで率いてきたチームでは、タイトルを求めることは不可能だった。しかし、今、その最大の要求、ただタイトルを獲得するだけではなく、全てを満たした上でのそれに応じることができる。私の考えは、全てのマドリディスタが期待するものと合致する。そのテーマに疑いの余地はない」

かつてここまで自らのアイデンティティ(マドリディスタであること)を明確に示した監督はいただろうか。このドイツ人監督は、素晴らしいフットボールを実行できる選手を選ぶつもりだという。

「選手達は要求されたことを必ず実行できる能力を持っていなければならない。それは常にファンのことも頭の片隅に置いたプレーに専念しなければならないということだ。なぜなら、たとえ、何日かは物事がうまく進まなかったとしても、嬉しそうで幸せそうな人々(マドリディスタ)の姿を見ることは、とても素敵なことだから。

シュスター新監督の言う素敵なサッカーとはなんなのか。この言葉にその一端を垣間見ることができるのではなかろうか。彼はカペッロ氏が採用してきたダブルボランチはベルナベウには戻ってこないという。
「選手一人一人がスペースを見つけ、やりたいプレーを考え、その自由を与える。このことはとても重要だ。そして、私は常に前線の選手の手助けとなり、かつ背後に注意を払えるボランチを好んできた」

かつてシュスター新監督はas氏の取材に「私が理想とする布陣は、DFラインにアルゼンチン人、中盤の底にドイツ人、そして前線にはブラジル人がいるものだ」と語った。これはあくまでも解り易い例に例えたまでだろうが、今のマドリーの現有戦力にはシュスターの理想を形にする選手はいるのだろうか。

つづく

フットボール界で最も奇妙な指導者は?

MARCA氏がHP上で『フットボール界で最も奇妙な指導者は誰?』という投票を行なっています。

エントリーされている候補者は以下の12名。

・マヌエル・ルイス・デ・ロペラ(レアル・ベティス・バロンピエ前会長、スペイン)
・ピンタ・デ・コスタ(FCポルト会長、ポルトガル)
・ジジ・ベッカリ(ブカレスト会長、ルーマニア)
・シルヴィオ・ベルルスコーニ(ACミラン会長、イタリア)
・ロマン・アブラモビッチ(チェルシーオーナー、ロシア)
・マウリシオ・ザンパリーニ(パレルモ会長、イタリア)
・マウリシオ・マクリ(ボカ・ジュニオルス会長、アルゼンチン)
・エンリケ・ピナ(グラナダ74会長、スペイン)
・ディミトリー・ピーテルマン(アラベス会長、スペイン)
・セカ・ラスナトヴィッチ(オリビク・ベオグラード?、セルビア・モンテネグロ)
・ルシアーノ・モッジ(ユベントス前GM、イタリア)
・モハマド・アルファイド(フルハム会長、エジプト)

有名無名問わず、ファンの喜ぶことなら手段を選ばず、ライバルチームの会長への嫌がらせも数知れず、その行き過ぎた愛ゆえに時にファンから非難の標的にされる者。一国の首相時代、クラブの補強のために国家予算にまで手を出そうとした者。道楽同然で私財でクラブを経営し、100億超の赤字が出ても何食わぬ顔の者。監督のクビは自らのの機嫌次第の者。選手の移籍はとことん粘って相手先から金を引き出す、市長にも当選した者。1部リーグに昇格するクラブを買収してしまった2部Bの小クラブの会長。相手選手のゴールパフォーマンス(ロナウドのゴキブリポーズ)に激怒した挙げ句、呼び出し「ピエロ」呼ばわりした者。審判、協会を巻き込む八百長事件でイタリアサッカー界全体を揺るがし、クラブを2部に降格される憂き目にあった者。高級百貨店を経営する傍ら、政府と対立し、息子はダイアナ妃と共に死亡してしまった者・・・。

こうして見るとよく言えば個性的、悪く言えば問題児が勢ぞろい。我が愛するベティスからも当然アノ人がエントリー。マヌエル・ルイス・デ・ロペラ。ベティス=ロペラといっても過言ではないほど、有名であり、会長職は退いたとはいえ、クラブの株式の大半を所有、未だにベティスの顔。彼の毒気がそのまま魅力にもなっているので、心の底からは憎めない不思議な男。

そんな中唯一知らないのが、セカ・ラスナトヴィッチ。誰なんでしょうか?写真を見る限りではセクシー女優にしか見えないんですけど。

さあ、果たして栄冠は誰の手に?

幸せいっぱいのロナウド、まだまだ腐りません

ACミランに移籍してからというもの、試合でも結果を残し、新恋人もでき、ベルルスコーニ会長の鶴の一声にも気軽に応じあっさり髪を伸ばすなど、すっかり生き生きしているロナウド。

そんな彼は饒舌にもなったらしく、レアル・マドリーが愛して止まないカカーについて語ってくれました。

「そうだねぇ。僕が思うにカカーがマドリーに行くなんてこと信じられないね。リッキー(カカーの愛称)には誰の助言も必要ないよ。だって、彼は今所属しているクラブ、ACミランが世界で一番優れたクラブで、ミランは彼が望むもの全てを与えてくれると知っているからね。数日前、ちょうどニューヨークで彼と夕食を共にしたんだよ。その時はとりたててマドリーからのオファーについて語らなかったけど、彼は僕に『ミランに忠誠を誓うつもりだ』と言ったよ」

たしかロナウドはマドリーに来た時、絶賛してましたよね。それが今や「ミランこそ世界最高!」。この世界は舌も渇かぬうちに180℃違うことを言って、それがまかりとおる世界ですからね。

さらに事実上、マドリーを離れるきっかけとなったカペッロ氏についても語っています。
「人間として信用できない人。数日後には前に言ったことと逆の事を言うんだよ」

皮肉たっぷりなところをみると、未だにお嫌いなようで。

自身については「僕はいつだってモチベーションを維持しているんだ。刺激を感じられなくなったとき、そのときがフットボールをやめるときだ」と、まだまだ第1線から退くつもりはない様子。

昨シーズン、セビージャとの試合で見た生のロナウドは太っているというより、格闘家のような肉体で驚くほど運動量が少なく、ずっとムスッとしており、カペッロ氏の指示を聞こうともしていなかった。

しかし、ACミランに移籍した後は満面の笑みの彼ばっかり目にしてきた。このインタビューもきっと、あのマドリーでのいかにも楽しくなさそうだった記者会見とは、全く違うロナウドだったのだろう。

F・トーレス移籍に対するスペイン人の反応

F・トーレスのリヴァプール移籍が決まった。移籍金は3600万ユーロ(約59億9200万円)、F・トーレスの実力に見合った額かどうかは人それぞれだろうが、市場価格よりも高い印象はある。いきなり新生リヴァプール(潤沢な資金力を持ったオーナーが就任したこと)らしさを発揮したということだろうか。

さて、MARCA紙のHP上では早速、『F・トーレスの移籍は是か非か?』というアンケートが実施されている。

現在の結果は・・・『是』が圧倒的。

「トーレスの才能に議論の余地はない。頭もよく、テクニックもポテンシャルもエリア内での動きの質も素晴らしい」
「今回は正しい決断だ。俺たちは何年もヨーロッパの舞台に立てなかった。奴はそれを実現したんだ」
「俺はマドリディスタだけど、今回は良かったと思うよ。トーレスは素晴らしい才能を持っているけれど、チームだけは一人で引っ張ることができなかったわけだし。個人的にはイタリアかスペインのクラブに行くと思っていたけどね」
「トーレスは環境を変え、新鮮な空気が必要だったんだ」
「賛成だ。リヴァプールのファンはきっとニーニョ(F・トーレスの愛称)に夢中にあんるだろうよ。それにベニテスも下でプレーできるし、移籍金も高額。幸運を祈るよ!」

といったような意見が多く見受けられる。賛成の理由の多くは「トーレスの才能」に起因している。

一方、否定的な意見は「行くな!トーレス!おまえはずっとアトレティコの象徴だったじゃないか!これから先もずっと共に戦い続けると思っていたのに!リヴァプールがここよりいいわけないじゃないか!リヴァプールにとってはCLのためにも追い風かもしれないが、これだけは言わせてくれ!行くな!トーレス!お前を忘れたりしねぇよ!俺たちはずっとおまえを愛してる」
「もうずっと涙に暮れているよ。奇跡が起こってこの話がなくなることを祈っている」とアトレティコのファンたちの感情論がほとんど全て。

是も非も基本的にはF・トーレスの成功と幸運を祈っている様子。

スペインからの、しかもスペイン人の人材流出は素直に喜べないけれど、ファンが言うように「イングランドに行って一皮向けて、スペイン代表のリーダーになってくれる」ことを祈りたい。



マドリー会長、クラブの未来を語る。

「レアル・マドリーはまだどの監督とも契約を結んでいない。シュスターにも1円たりとも払っていない」

レアル・マドリー会長ラモン・カルデロンは3日、COE(スペイン・オリンピック委員会)後にレアル・マドリーが抱える様々な関心事の現状について語った。

まず新監督人事については、次期監督として噂されているヘタフェのシュスター監督については「シュスターにはまだ1円たりとも支払っていない」と仮契約の可能性を否定。しかし、MARCA紙は「おそらくシュスターはもうヘタフェとの契約はない」とのカルデロン会長の発言を紹介している一方、as紙は「シュスターはまだヘタフェと契約している」と紹介。両紙はそうした上で、カルデロン会長の「我々は自由の身にある他の監督と話し合いを持つつもりである。リーガ・エスパニョーラだけでなく、他国リーグも含めてね」という発言を紹介している。

さらに「まだシーズン開幕まで時間はあるのだから、我々は何も急いではいない」と余裕の姿勢を見せた。

また新戦力については既に獲得が決まっているクリストフ・メッツェルダーに関しては「来週の金曜日にはマドリーにやってきて、皆さんにお披露目できるだろう」とし、獲得の噂のあるもう一人のDFクリスティアン・キブーについては「おそらくミヤトビッチ(チームダイレクター)はローマにいたはずだが、なにひとつ具体的な話はなかったと悲観的な見解を述べたものの、「この事柄について選手とは順調にいっている」と話し、キブー本人とは合意していることを匂わせた。一方で「これ以上、金額のことは話したくないように見える」とASローマについて発言した。

さらに選挙公約にも掲げ、ご執心のカカーについては「簡単でないことは理解しているが、まだ匙は投げていない」とまだまだしつこくねちっこく狙い続ける模様。

最後に怒涛のようなFCバルセロナの補強攻勢に関しては「彼らが積極的に補強するのは当然だよ。だって我々はチャンピオンであり、そのことは補強の面でも有利に働くわけだしね。バルサが素晴らしい選手達と契約したね。このことはリーガをより強いものにし、競争力を高めるだろう」と余裕の姿勢を見せた。

おそらくカルデロンが煙に巻いたいくつかのことは、もう決まっているだろう。

レアル・マドリーが追求する理想とは「なによりもスペクタクルなサッカー」だという。
カルデロン会長は、優勝してもカペッロのサッカーでは満足できなかったようだ。

彼は極上のスペクタクルと最大の混乱と怒りが、天国と地獄が同居した銀河系の復活を望んでいるのだろうか。少なくとも彼にとって“勝利より大事なもの”ことは確実だろう。